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大きな木のしたのダンススタジオ、「さあくる おぶ らいふ」。
木の質感が気持ちいい空間で、こころ軽やかに踊ってみませんか。

さあくる おぶ らいふ 澤村さん

 

 

 

澤村明仁さん・忍さんご夫妻はプロダンサー。劇団四季に所属した経験からシアターダンスやバレエ、発声法や体の整え方をジョンソンタウンの自宅兼スタジオで教えています。

 


 明仁さんは舞台俳優として、毎日のように幕を開ける第一線のステージに23年も立ち続けました。「劇団で鍛えられたおかげで、大抵のことは乗り越えられます(笑)」と忍さん。特別ないそがしさも手伝って、自分のスタジオを持つ夢は、フリー転向後にようやく実現しました。

 


 「映画フラッシュダンスで、倉庫を改装した家でダンスを練習するシーンがあるんです」。主人公と同じ年頃にバレエ留学をした忍さんは、「あんなスタジオがあったら素敵だなぁと。とある本の表紙でここの「米軍ハウス」を見たとき、まさに映画の感じだと思いました」。

 


 実際に内見してみると、間取りはスタジオには不向きな4LDKでしたが、磯野さん(オーナー)から「文化的な施設ができるのなら」と思い切ったリノベーションを提案され、馴染みの大工を紹介されたそうです。澤村夫妻はこの挑戦をおもしろがり、「二人とも情熱と遊び心が混ざったようなすごいエネルギーが湧いて、紙の模型まで作って現場に持ち込み、イメージを形にしていただきました」。

 


 壁が取り払われて広々としたスタジオには、普通のダンス教室ではみかけないパイン材の床を採用。思わず寝転びたくなる気持ちのいい空間ができました。そして「子供が憧れるバレエを身近なものに」という思いが生んだ開放的な窓は、外からレッスンを覗いている君たちも歓迎するよ、そんなしるしです。


 プライベートスペースは少なくても、練習やストレッチがいつでもできるのでダンサーには理想的な家。でも周りからは、なぜ入間を選んだのか、不思議に思われませんか?
 「内見の日、入間市駅で初めて降りると時計台の針が一時間遅れていたんです。そこが何となく良かった」と明仁さん。「今は満員電車での通勤もなくなり、その分ゆったりと時が流れる生活になりました」。うなずく忍さんも、「ガーデニングも楽しくて、土に触れるたび、この土地に住んでいるという感覚と元気をもらいます。愛犬「もも太」と公園をお散歩したりして、四季を味わえることが何よりも嬉しい」とのこと。

 

 

 

 


 「私たちは地域密着型で、ダンスの文化や生徒さんのつながり、いろいろな“さあくる”をここから広げていきたいね、と話しています。今は小さな教え子たちが、将来どんなダンサーになるのか、それも楽しみにしています」。

 

 

 家にはこれからも手を入れて、訪れる人が生活を楽しむためのヒントを得られるような空間にしたいそうです。そして「後々、この街に住みたいと感じてもらえたらいいですね。時間はかかるかもしれないけど、そんな提案もしていけたら」とのことでした。

(ライター 細井 安弥)

 

 

  

 

スタジオ さあくる おぶ らいふ
澤村明仁さんと澤村忍さんが教えるダンススタジオ。ボイストレーニングやピラティスなどのクラスもあり、約160人の生徒さんが通っています。

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