子育てが終わったあとの、ペットとのゆったり暮らし
ジョンソンタウン ・デンタルクリニック 長山さん
「ジョンソンタウン・デンタルクリニック」の院長、長山秀子さんは娘さんの就職をきっかけに、入間市内の一軒家からジョンソンタウンの「平成ハウス」へ転居しました。
「もう10年前のことですが、子育てが一段落したので“ワン”たちとの人生をゆっくり楽しもう、開業歯科医の仕事は引退しようと考えていました。でもタウンの家のお向かいにクリニックにちょうど良い店舗物件が建ったんです。両方借りれば、仕事の合間にいつでも家に戻って“ワン”に会えるよね? と。それで心機一転、仕事も続けることにしました」。
当時のタウンは、古くなった「米軍ハウス」を改修しつつ、まち全体を再編するために新たな「平成ハウス」の新築をすすめている真っ最中でした。以前からペットと暮らす住人が多かったため、タウンのほとんどの物件はペットOK。長山さんは、愛犬のために床暖房完備でロフトもある「平成ハウス」を選んだそうです。
家のほかに、長山さんが気に入ったのはタウンの風景。「家の周りを歩いてみると、通りや路地の角で猫ちゃんが寝そべっていました。猫がこんなにゆったりできるなら、きっと人も住みやすいに違いないと思って」。入居後は、猫とタウンの住人とが仲良くできるようにと、うろうろしていた猫の不妊去勢などをボランティアで引き受けたそうです。
現在は、同居していた娘さんが独立し、近くのマンションで1人暮らしをしている長山さん。「診療が終わるとタウンを通って家へ帰ります。ペットとお食事ができるお店もあるし、私にはこのまちの明るさと賑わいがありがたいですね」。日課のお散歩も、もっぱらタウン。「犬好きの人に会うと話がはずんで、“ワン”たちも嬉しそうに耳をそばだてています。この子たちが2周も3周もルンルンと歩いてくれるのはタウンの敷地内だけ。公園に行くよりもリラックスできるみたいですよ」。
ペット中心の暮らしを楽しみながら、「ジョンソンタウン・デンタルクリニック」も10年目の秋を迎えました。「お歌を歌って治療していた小さな患者さんが、大人になっても遠くから来てくれます。みなさん、ここは素敵な場所ですねと、タウンを好きになってくれる。ここで開業してつくづくよかったと思います」。
(ライター 細井 安弥)
院長:長山秀子さん
診療科目:歯科、小児歯科、歯科口腔外科、歯科矯正科、インプラント研究所併設
●診療時間:月火水金 9:30~13:00、15:00~19:00
※木曜は12:00 まで。木土の午後と日曜祝日は休診。
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